食人・奇形・猟奇事件研究所

食人文化ファイル0058
ソニー・ビーン




今から600年前である・・・余程の未開地域以外では食人族は存在しなかった。

しかし、スコットランド・ギャロウェイに文化地域に食人族が存在していたことを多くの人が知らない・・・
この主役はソニー・ビーンという男である。





庭師の息子だったが、働くことが大嫌いでセックス好きの女性と町を出た。
そこで住んだのがギャロウェイの海岸近くの洞窟である。
この洞窟は1.6Kmの深さを持ち2日に1度は入り口が海に沈むという場所であった。

ソニー・ビーンは当然働かず、妻と、洞窟前を通る旅人を殺し、その金を奪い生活をしていた。
死体は隠し、持っている高価な物は売ると、そこから足がつく可能性があったため洞窟奥に山積みにされた。

しかし、奪う金には限度があった。
スコットランドの風習では金品を多く持つ習慣が無かったからである。
当然やってくる食料不足・・・

そこで、ソニー・ビーンは殺害した人間に目を付けた。
そう、ここに食料があるではないか・・・
それからソニー・ビーンは妻と殺害した人間を食い始める。
最初は血をすすり、生肉を食っていたが火で調理し、塩漬けするまでに至った。

当然、セックス好きで洞窟ではやることが無いし働くことが嫌いな二人には子供ができる。
生まれた子供たちも旅人を襲い食うのが当たり前に思っている。
また、親子、子供同士といった近親相姦を続け最終的には47人家族になってしまった。

47人の食人族である。



旅人をまるで狩をするかのように襲い、約300人の命を奪い食ったと考えられる。
近辺で行方不明になる事件に対し調査が行われたが、満ち潮で隠れる洞窟が邪魔し、ソニー・ビーンは捕まらなかった。
しかし、ソニー・ビーンの代わりに犯人にされ処刑された人は数多く居た。

しかし、25年後、ついにソニー・ビーン軍団は夫婦の狩に失敗する。
奥さんの腹を裂いた瞬間、夫が火事場の馬鹿力で対応、偶然通った旅人に助けられ、それがビーン逮捕に繋がった。
ソニー・ビーン軍団を捕まえるのに400人の軍隊が導入された。

ソニー・ビーンをはじめとする男性は斧で両手足を切られ、失血死させられた。
女性は、男性の死を見せられた後、火炙りの刑に罰せられた。
そう、子供から全てである、一族の血をそこで終結させたのである。

しかし、ソニー・ビーンの子・孫は自分たちが悪いことをしていた意識は無かった感じであった。


この食人は、どういった位置づけになるのであろう?
猟奇・趣向の食人では無いと思える。
といっても、危機的飢えによる食人に結びつけるのも短絡的であろう。

単に人肉を食料という考えに基づく行為、つまり食人族や野生の動物と同じ感覚なのである。
つまり人間的文化を外す生活を自らソニー・ビーン軍団は選んだのである。

ソニー・ビーン軍団は食人、近親相姦といった2大タブーは犯しても、軍団同士の殺人は無かったとされている。
これは、まだ人間的考えが残っていた(狂人では無い)のか?

資料によれば人肉の塩漬けを腐らせ捨てる事もあったそうだ。
もし、食料が無ければ軍団同士の共食いもあったのであろうか?







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