食人・奇形・猟奇事件研究所

猟奇殺人ファイル0012
宮崎勤




の起こした事件は多くの人間に、人間の本能の恐ろしさを思い出させたのではないだろうか?

ロリコンという言葉がある。
ロリータコンプレックス、日本語に言い換えれば小児性愛である。
オドオドし、世間に対して何も出来ず、殻に閉じこもりアニメを見ている。
日本には、そういったイメージがあった。
そのイメージを大きく塗り替えた事件であった。







昭和63年8月22日、4歳のM子ちゃんを、誘拐し山林で殺害し、その遺体をビデオで撮影した。
昭和64年2月6日に、今田勇子という偽名で、M子ちゃんの両親に骨や歯をダンボールに入れ送り届けた。
昭和63年10月3日には7歳のK子ちゃん、昭和63年12月9日には4歳のE子ちゃんを殺害。
平成1年6月6日には5歳のD子ちゃんを殺害した。
D子ちゃんの場合は、死体を家に持ち帰り、死体の臭いがきつくなるまで2日間自宅に放置し、その間、ビデオ撮影を行った。
また、捨てるときには手足の切断や頭髪、歯などを抜いたといわれる。

平成1年7月23日に6歳のS子ちゃんを山林で裸にしてカメラ撮影をしているところを、S子ちゃんの父親に見つかり警察に逮捕された。
それが元で今までの連続殺人が明るみにでたのであった。

宮崎勤(当時26歳)は、片手に軽度の障害を持つ、両親、2人の妹との5人家族であった。
自宅と隣接した場所に自室を持ち、そこからは、ロリコンビデオ、ホラービデオが6000本も押収された。

実際には、ロリコンビデオ、ホラービデオだけではなく、宇宙船艦ヤマト、いなかっぺ大将等も押収・・・

 宮崎勤の部屋


裁判では、祖父が亡くなってから自分はおかしくなり始め、祖父の墓から骨を取り出して食べていたなど供述した。



何故、彼がこういった事件を起こしたのであろう。


先ず、手の障害が要因の一つであることは間違いないであろう。
そのため、引っ込み思案になり、友人も出来ず・・・
当然、女性との出会いは皆無であった。
しかし、性的興奮は人並みであり、女性には見向きもされないと思い込み、性的対象がアニメにいったのであろう。
そして、力の弱い幼女へと・・・


しかし、宮崎勤は狂っていたのか?
確かに狂ってはいただろう。
しかし、彼が書いた今田勇子という偽名を使用して書いた犯行声明文は単に狂っているとは思えない。





注釈

ロリータコンプレックスを持つ人間が全て犯罪を犯すわけでは無い、当然趣味の範囲だけの者もいるであろう。
ロリータコンプレックスだけでは無く、こういった趣味の範囲を超えるか超えないかが犯罪の分かれ目なのかも知れない。


宮崎勤事件―塗り潰されたシナリオ
夢のなか―連続幼女殺害事件被告の告白
宮崎勤裁判〈上〉
宮崎勤裁判〈中〉
宮崎勤裁判〈下〉
宮崎勤事件夢の中―彼はどこへいくのか



2005-06-30 追記

宮崎勤は、ロリータコンプレックスでは無く、ペドフィリアに属すると言う意見メールが来た。
管理人は、ロリコン=ペドフィリアと考えていた。

実際、以下のようなサイトも見つかった。
http://psychology.lovesick.jp/paraphilias/pedophila.htm

しかし、色々と調べてみると、確かに違いがある。
ペドフィリアは、13歳程度の少女との性行為を継続したり、空想などでも対人障害が発生する可能性がある病気と考えられる。
では、ロリコンは・・・?
性愛の対象を少女にのみ求める心理と言うことである・・・
これだけでは、どこが違うか分らないであろう。
ロリコン、すなわち、ロリータコンプレックスはナボコフの小説が語源になっているのは皆知っているであろう。
この少女愛が現代では意味が大きくなってきており、
ペドフィリアも含んでしまっているのではなかろうか?

純粋な小説でのロリータは、若く死別した彼女の姿を追い続けるため、少女しか愛せないのである・・・

申し訳ないが、この区別をはっきり説明できない。
今回のメールを読み、違いがあるのは分ったつもりであるが、多分完璧ではないであろう・・・
ロリコンが発展し、
ペドフィリアになっていく、もちろん、ならない人もいる。
ロリコンは純粋な少女嗜好、しかし、ペドフィリアは、その進化したものなのか!

この関係にはかなり勉強不足が理解できた。
もちろん、今でも理解度が低く、間違えている部分もあるかと思う。
是非、有識者の意見を聞きたい。



※2005-07-23 追記

現在、この話題に関して何度か意見交換をした読者がいる。

ロリコンというのは、所詮、日本語になってしまった言葉で

・オタク
・アニメ
・パソコン
・眼鏡・デブ
・友達が居ない
・ホラー映画好き
・フィギュア収集
・パソコン

といったイメージになってしまう。
ロリコンの語源は、ナボコフのロリータであり、ロリータは「少女性愛」・・・
しかし、ロリコンのコンはコンプレックスのことなので、
少女性愛にコンプレックス(劣等感)がある。

つまり、素直な愛か、劣等感を持ち興味がある差が、ロリコンと、ロリータの差・・・

そして、ロリコンと、ロリータを医学用語で言うと、無理やりではあるが、ペドフィリアになる。
管理人の中では、まだ間違えているかもしれないが、そのように纏まりつつある・・・
ご意見お待ちいたします。














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