食人・奇形・猟奇事件研究所 猟奇殺人ファイル0029
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1961年3月28日三重県名張の公民館で生活改善クラブ「三奈の会」32人の男女が総会を開いていた。 男達は清酒を飲み、女性にはぶどう酒が渡された。 そのぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡、2人が重症、10人が軽症という毒入りのぶどう酒だったのである。 事件のあった公民館ぶどう酒からは有機リン性剤の農薬(テップ剤)が検出された。 ぶどう酒を運んだ奥西勝さんは死亡した5人の女性の中に妻と愛人がいたため最初から犯人と思われ厳しい追及を受けた。 また、奥西さんが犯行に及んだ行動を見た人は誰も居なかったが、現場に残されたぶどう酒の王冠に歯型がついており、それが奥西さんの歯形と一致することが唯一の物的証拠となった。 そして、第1審(津地裁)では無罪、第2審(名古屋高裁)では死刑の判決を受けることになった。 奥西勝さんしかし、唯一の物的証拠の王冠に歯型は検察側のでっちあげと判明。 また、奥西さんが入れたといわれるテップ剤は赤色で事件時に飲んだぶどう酒は白であった。 白に赤色の薬を入れたならどうなるだろう? また、この事件を第二の帝銀事件と言う。 2005年4月5日に、名古屋高等裁判所が、再審開始決定した。 しかし、この事件が冤罪と言う結果だったとしたら・・・奥西さんの人生の半分以上はどうなるのであろう? ![]() ※この事件は冤罪の可能性が高いため犯人と呼ばれる人物に敬称をあえて付けさせてもらう |